ホンダ2007年度の四輪車世界販売400万台に拡大

 ホンダは2007年度に四輪車の世界販売台数を04年度実績比で約2割増の400万台へ拡大する。小型車を投入する米国と中国市場がけん引するほか、国内も1割程度増える。米ゼネラル・モーターズ(GM)など上位欧米メーカーの伸びが鈍る一方、ホンダと並ぶ日産自動車、韓国・現代自動車は高成長が続く見通しで、シェア競争は一段と激化の様相を強めそうだ。

 04年度の販売台数は前年度比1割増の324万台で、初めて300万台を突破した。今年度から始まった新3カ年経営計画でも成長を持続、最終年の07年度に400万台を達成する。世界の自動車メーカーのうち04年に400万台以上販売したのはトヨタ自動車など5社だった。

nikkei.co.jp(2005-07-17)