ホンダ中国が乗用車JAZZを欧州向けに初輸出、
年内に1万台計画

 本田汽車(中国)公司は24日、乗用車JAZZ(中国市場ではハッチバックタイプのフィットとして販売)150台をドイツ向けに初めて輸出した。年内に1万台を欧州市場に輸出していく計画である。

 ホンダのイギリス工場の生産能力は20万台。同社は2004年、欧州市場で約32万台を販売。このうちJAZZは約7万台を記録しているが、いずれも日本から輸出されたもの。
 本田技研工業株式会社は今回の輸出について「欧州市場需要を補助的にまかなうもの。JAZZの生産を全て中国国内に移すか否かは今後の情況を見て決定する」としている。
 本田汽車(中国)公司は2003年9月、本田技研工業株式会社が55%、本田技研工業(中国)投資有限公司が10%、広州汽車集団有限公司が25%、東風汽車集団股フン有限公司が10%を出資して広東省広州市で設立された。生産能力は年間5万台に達する。【中国汽車報 2005年06月27日】

《追記》
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日経BP(2005-06-28)