都市対抗野球: 南関東第1代表にホンダ

 第76回都市対抗野球は24日、南関東第1代表決定戦で、昨年の本大会準優勝のホンダ(狭山市)がランドル−坂本の継投で日本通運(さいたま市)に競り勝ち、2年連続20回目の出場を決めた。

▽第1代表決定戦

日本通運
010000100◆2
10200000×◆3
ホンダ
(ホンダは2年連続20回目の出場)

 ホンダの勝利の立役者はランドルと坂本の30歳コンビだった。ランドルは「気を許せなかったが、何を狙っているか考えながら投げた」と、伸びのある直球とシュートを主体に的を絞らせなかった。七回、1点差にされ、なお2死二塁の場面で救援した坂本は「絶対点をやらない」と後続を一ゴロに打ち取り、九回のピンチにも「思い切って、中途半端に投げないようにした」と2者連続三振に仕留めた。昨年は第1代表決定戦で日本通運に敗れていた宇田川監督は「緊張した試合で選手は切れずによくやってくれた。全体の勝利」と目を赤くしていた。 

mainichi-msn.co.jp(2005-06-25)