ホンダ、菊池プレス工業との取引関係を強化

 ホンダは、菊池プレス工業への出資比率を現在の8.3%から20.7%に引き上げると発表した。菊池プレス工業はホンダの車体用プレス部品の主要取引先であり、取引関係の強化を図る。

 車体用プレス部品はグローバル競争が厳しく、車種の多様化、環境・安全技術の向上要求が高まっている。取引関係を強化することにより、両社が車体開発において長期的な技術戦略に基づいた効率良い開発体制を強化する。さらに、中国やアジアなどの成長市場での事業拡大に伴い、ボディ骨格部品の現地生産対応に向けて連携し、QCD(品質・コスト・物流)の強化を進める。

日経Automotive Technology(2005-05-25)