ホンダ、国内販売3万台減、来年計画77万台

 ホンダは2005年の四輪車の国内販売台数計画を、04年計画比で3万台少ない77万台に設定した。新たに開発したステーションワゴンと全面改良車2車種を合わせ、計3車種の新型車を投入する。今年の販売ペースは計画をやや下回って推移しており、77万台は通年の実績見込み比でほぼ横ばいの計画となる。国内販売の競争激化を背景に、無理な販売による台数確保よりも収益確保を優先する。

 新型のステーションワゴンは来年5月に発売する予定。排気量は1500cc級で、中心価格は150万円程度を想定している。トヨタ自動車の「カローラフィールダー」や日産自動車の「ウイングロード」に対抗する。プリモ、クリオ、ベルノの国内販売3系列で併売する。

日本経済新聞(2004-11-13)