ニューイヤー駅伝をみて

 先ほど2004年全日本実業団ニューイヤー駅伝が終わりました。今年のホンダは全員が実力を発揮すれば優勝に絡んでくるかもしれないという下馬評で大変楽しみにしておりました。特に昨年の琵琶湖毎日マラソンで初マラソン日本最高記録を出した藤原正和(当時は中大)がホンダに入社し、更に廃部になったNECから山口、秋山という有力な選手が加わり、更に更に先日の福岡国際マラソンで2時間10分を切った野田選手という強力な顔ぶれを揃え近年にない期待感を持って見ました。でもそんなに甘いものではないということを思い知らされました。結果は6位でしたが特に悔しかったのは昨年に続いて、またT社、ホンダの順だったことです。
 勝ったのは4連覇を狙ったコニカミノルタを破って初優勝を果たした中国電力でした。でも以前、自分自身がウォーキングに近いようなジョギングでも苦しかったことを思い起こし、選手には「初夢を持たせてくれてありがとう、来年に期待します」という気持ちでテレビのスイッチを切りました。
 スポーツというものは勝っても負けてもファンには直接の利害関係(競馬や競輪、サッカーのトトの賭け事は除きます)はありませんが、試合を見ているとワクワクするし勝てば嬉しく、負ければ悔しいという気持ちにさせてくれる不思議な行為です。僕が今特に興味を持っているのはメジャーリーグベースボール、F1、サッカー、駅伝等ですが駅伝を除いてシーズンオフなので今はもっぱらビデオに撮ったものを楽しんでいます。

記:近藤 正英(2004-1-1)