梅雨の合間に夏スキー

 皆さん夫々にお変わりなく元気でお過ごしのことと思います。 蒸し暑いので少しでも涼しくなるよう報告を一つ。

 ちょっと古いですが6月21日(土)〜22日(日)に月山(1,984m)を 滑ってきました。
 4月の末に行く予定が腰を傷めてキャンセル。 その時の仲間(地元の人達)が再度機会を作ってくれたので参加しました。 皆、まだ現役なので往きは会社が終わってからの金曜日夜発で 土曜日午前3時着。帰りは日曜日午後11時着といった久し振りの強行軍でした。

 リフト(1,000m 1本のみ)は観光用に地面すれすれに下ろして、スピードも 遅くし足もとの高山植物を鑑賞しながら遠くの山々を展望するようになっています。 (リフトの下は雪無し) このリフトを降りて姥ヶ岳(1,760m)を左に見ながら雪渓を登ること2時間、 やっと最上部の雪渓にたどり着きました。
 でも、ここはまだ頂上ではないのです。(5月連休には頂上まで雪があったそうです) ここに板と靴を置いて身軽にして、月山の頂上をアタックです。1時間かかりました。 どこの山も感じますが直下の登りがキツイです。合計3時間。

 頂上で食べた握りめしの味はまた格別でした。特にタクアンの味は最高。 天気は晴れですが遠くの山々には雲がかかっていて残念ながら鳥海山、 日本海等は展望出来ませんでした。

 30分位休憩後下山。何しろ滑りたくてしょうがない連中ばかりなので景色は二の次で 板と靴を置いた雪渓最上部まで一目散です。 靴を履いてバシッ、バシッと板に乗った感じよかったですネー。 雪渓と石の上をフラフラ歩いていた不安定な身体がビシッと決まった瞬間の快感です。

 さーこれから大滑走です。雪は引っかかりがなく思ったより滑る。柔らかいが波状に なっているので油断すると外に跳ばされる。シーズン中のゴマカシが効かないところが また面白い。
 姥ヶ岳の頂上からの滑走も視野に入れながら、あまり下りると登りが大変なので 途中から登山道を歩き姥ヶ岳の頂上へ。ここから一気にリフト乗り場まで滑るのです。 宿を9:30出発、宿へ帰着17:00の1日でした。
 2日目は、このリフトを使っての半日。約10年振りに半袖で滑りました。 この後、さくらんぼ狩をし米沢でおいしい山形牛を食べ帰路につきました。

 余計なことだが、今の現役は贅沢だよ。200g、5,500円(肉だけ、ご飯、吸物等別) を食べに米沢に寄るんだから。

記:永野間 輝久(2003-07-11)