休肝日への挑戦その後

 5月中旬に、それまで毎日限界近くまで飲んでいたお酒を一日だけでも飲まないとどうなるのかというテストを実施して以来、7ケ月が経過した。 お酒をやめるということではなく、惰性で毎日飲むことだけはやめようということであった。 今日現在で休肝日は130日を越えた。

 休肝日を積み重ねていくうちに意外なことに気がついた。

 20代前半から今まで、体重は68kgから72kgの範囲内をコンスタントに保っていたが、今年の夏頃から徐々に体重が減り、66kgまで落ちてきた。お酒とおつまみの栄養分摂取が無くなったためである。急遽、これではいけないと秋になって食事時に食べるお米の量を5割くらいアップした。また、畑仕事やランニングのあと、ビールではなく、必ずパンを補給するようにして体重維持に努めている。
 以前、瀬古選手が活躍した時代に中山というマラソン選手がいた。彼は背丈が私と同じで最盛期のベスト体重が57kgであった。体重は少ない方が体の移動時にエネルギーを消耗しない。そこまで割り切れなくて中山選手より10kg以上重い68kg以上の体重維持に努めている。

 スーパーなどのお酒を販売しているそばを通ると、ビール・ウィスキー・日本酒などを買いたくなったものである。今は、見たくないものを見たような気持になり、スーと通り過ぎて行く。時々立ち止まるのは、乙類焼酎と木酢などを混ぜて薄めた液を野菜にかけると虫が近づかないというので、安い乙類焼酎を物色するときである。

 胸に手をあてて心の内を明かすと、今だから言えることであるが、酒気帯び運転をよく行っていた。特に、暗くなってからうちの奥さんを駅まで迎えに行く時はそうであった。今は「全くやっていません」と大きく胸を張って言える。これは大きなメリットである。

 お酒は毎月のお小遣いの中から支出していた。お酒代として使用していた毎月7千円くらいが残ってきた。さてこの貴重な財源を何にまわそうか・・・。うれしい思案がつづく・・・。

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[休肝日:30日達成]

記:大澤 敏夫(2002-12-13)