2002年ホンダ「農を楽しむ会」に参加



 年1度のホンダ「農を楽しむ会」が11月14日、東上線新河岸駅付近にある「ぽんぽこ亭」で開催された。昨年までの会場であった池袋ロマンス通り「新平家」が閉店(倒産?)した。会場探しに幹事さんは一苦労されたことであろう。何しろ10数名が集まりかつ収穫物を持ち寄るためのスペースがプラスして6畳くらい必要である。
 会員39名のうち16名が参加する。各自一言スピーチを行ったが、さすがに年を重ねると持ち時間の3分を気にしない人が増えてきた。
 そのスピーチの中の1つ、”農を楽しむ会”会長である斎藤 馨さんが作られた、散文詩”農を楽しむ会 賛歌”を紹介する。


農を楽しむ会 賛歌

輝く太陽の下で
心地良い汗をかき 土に親しみ
疲れを軽く ビールで癒す

極力農薬と化学肥料を避け
天の恵みの落葉と
食べ残しで堆肥を作り
けいふん・木灰を使う有機農法で
小さな 小さな 生態系の 循環に寄与する

雌・雄交配に働く虫に感謝し
虫食い野菜は美味しい証拠
作柄は天候と知識・努力次第
だが、努力はしても無理はせず
成果は出来高払い
不作を嘆かず ストレス解消

それでも 食卓を飾る 野菜料理の数々
自らの労作は 味も抜群
笑顔で食べれば健康増進
作って喜び、(他人に)上げて喜び、食べて喜ぶ

年に一度の収穫パーティ
作品を持ち寄って 抽選交換会
こんな愉快な 農を楽しむ会
これからも継続して
元気に老年を過ごしたい

記:大澤 敏夫(2002-11-27))