平成13年度 スキー同好会活動総括

 今年度はメンバーも6名増え28名となりましたので、幹事も1名増やし4名体制で活動することにしました。各イベントの担当幹事を決め、きめ細かくフォローしようと考えました。これはほぼ上手く行ったと思います。又メンバーからの要望もあって、初の海外スキーツアーを計画しました。天候にも恵まれ伊藤幹事の活躍もあって成功裡に終わる事が出来ました。尚、今シーズンから各イベント毎に参加者には傷害保険に入ってもらうことにしました。これは本人ということもありますが、むしろ相手に対する補償という意味合いです。

 1月15・16・17日:八方尾根 14名参加
 北アルプスの山を眺めながら到着。勇んでゲレンデに飛び出すが間もなく雨が降り出す。その後丸2日間雨。それもみぞれ交じりと言うのならまだしも、5月の様な雨のじゃんじゃんぶり。ほとんどのメンバーは宿でゴロゴロ。ここで山田氏グループとジョイント。その中で物好きと言おうかガンバリ過ぎと言おうか3名がずぶぬれスキーを楽しんでいた。
 さすが雨も3日目の夜には雪になり、10cmほど新雪が積もったため結構快調に滑る。しかし下が硬いため転倒すると意外にダメージが大きいことが判明した。F氏。S氏がその犠牲となる。

 1月31日・2月1・2日:志賀高原一ノ瀬 13名
 最高のスキー日和に恵まれた3日間であった。この冬一番の寒さを伴う高気圧に覆われ日中も雪が全く緩むことがなく文句無しのコンディションであった。が、2日目のラストでゲストのY氏が前を滑るA氏に絡んで転倒。スキー場の診療所で診てもらった後、頚椎の損傷だそうで、大事に養生すれば手の痺れも治ると聞いてまずはほっとする。その後のメールでは順調に回復しているとの連絡あり。
 2日目から合流したIi氏、夕食後宿の主にお酒をご馳走になりながら志賀高原スキー場を大いにけなし座がしらける。

 2月18・19・20日:戸隠 13名
 いつもの戸隠山荘の気軽さとコストパフォーマンスの良さは特筆に価する。しかも今年はシニア昼食付き3000円一日券のサービス券が手に入って有効活用した。これはインターネットでも入手出来るそうである。2日目猛吹雪のためリフトが動かず半日じっと待つ。我慢出来ずに近くの飯綱スキー場に出かけようとしたらリフトが動き出す。たっぷりの新雪であるが風で締まって重い。3日目は快晴で快調。笠井氏と柳沢は22日まで居残る。

 3月4〜9日:カナダ・ウィスラー 15名
 到着した日は雨が降っていて「カナダまで来て雨かよ!」とがっかりしていたが、その後の3日間は素晴らしい天気に恵まれる。但し、氷点下20℃位となり極めて寒い。ウィスラーの雄大なスキー場を大いに楽しんだ。特に、2日目のヘリスキーは当初3〜4人が行くのかなと思っていた所、天候の良さと雰囲気に押されて10名が参加する事になった。結果的には大当たりで皆大満足。癖になりそうである。氷河の上の雪は本当に軽く、日本の雪とは大違い。従って日本の深雪をこなしておけば全く問題ないことが分った。
 今回石毛氏、宮宅氏の2組の夫婦が参加したが、奥様方も精力的に滑りまくり大変満足していた。

 3月18日19・20日:志賀高原熊の湯 11名
 暖かい日が続いていたので腐れ雪を心配していたが、さすがに2000m近くのスキー場熊の湯はコチンコチンのアイスバーン。早々とK氏がお尻を打って痛がっていた。あとで風呂に入った時見たら片方のお尻がもっこりと腫れていた。これで翌日は半日休み。他の人は15cm位降った新雪をウィスラーを思い出しながら楽しんだ。ただこの日It氏が肩を打って翌日はお休みとなってしまった。次の晩も20cmほど新雪が降り張り切って出かけたが、猛烈な風で締まって大変厄介な雪になっていた。しかし最上部渋峠では皆でトレインをやるなど気持ち良く滑り、エンディングに相応しい楽しみ方をしたと思う。尚、ここの温泉は最高であるが、打ち身に温泉は良くないのでお二人には気の毒であった。

記:柳沢 孝(2002-04-17)