和光工場“閉所式”

 4月3日(水曜日)、和光工場の“閉所式”がL1工場内で15時から行われた。

 和光工場は1953(昭和28年)7月、ホンダ初の更地に工場を建設して以来、49年目にして生産活動の幕を閉じる。

 式典に先立って、各自が三々五々工場内を見学(40分)。
 現在の生産は、クランクシャフトの仕上げライン、コンロッド、カムシャフト、冷間鍛造などの一部が生産されている。
 しかし、これらも4月末をめどに生産が移管される。

 式には関根所長、和光工場の全従業員、吉野社長、白石専務、他の役員、労働組合役員、和光から卒業した先輩も170人ほど招待され盛大に行われた。

 式次
・宮司による神事(30分)。
・和光工場の歴史を振り返るビデオ放映、従業員による式典、所長挨拶。
 引き続き社長、労働組合執行委員長の挨拶、最後に全員が“ホンダ応援歌”
 を応援団の皆さんと共に大合唱して式典を終了(30分)。

 続いて、正面玄関前にて直会に移り、多少アルコールも入り、和やかな内に“それぞれの思い出を秘め”17時に三本締めで散会した(60分)。

 《追記》
 写真提供は、和光工場現役の橋本定男さんからです。

L1工場に設けられた神殿
宮司祈祷
神殿に全員が礼拝
吉野社長挨拶

記:山下 岩男(2002-04-05)