ホンダ倶楽部「写真同好会」の撮影会に参加

 ホンダ倶楽部に入会時、趣味の1つとして「写真」と記していたのが、写真同好会の方の目にとまり、入会の勧誘が来る。 写真については全くの我流であり、基本を学びたい気持があり入会する。 今年度最初の撮影会、6月28日〜29日、”奥日光”に参加する。 講師であるプロ写真家の根岸さんに講評してもらうので”各自の作品を持ってくること”とある。 百名山に登り初めたここ8年間に撮った写真、2千数百枚の中から自分のベスト20枚を選び出し持って行く。 全て山での写真であるから、高山に咲く花の写真も3分の1位撮っていたが、これはという写真が1枚も無かった。 ”花の写真”は今後の課題の1つである。 撮影会が6月末ということから梅雨空を予想していたが、2日間晴天であった。
 1日目、まずは”吹割ノ滝”の対岸で望遠レンズを使っての撮影。 参加者は300mmの望遠レンズを使い背の高い三脚を使って100mほど離れた滝を撮る。 今回自分が持ってきた望遠レンズは120mmまでのズーム、三脚も高さが不足し結局撮影出来ず。 次に。金精峠手前の丸沼で撮影会。 ここで根岸プロに直々教わろうとしたが、三脚にカメラをキチット固定出来ない、ちょっと力を加えると簡単に動いてしまう。 根岸プロからは「撮影の道具の中で一番重要なものは三脚だ。カメラは普通でも三脚だけは剛性のある良いものを買うこと」とアドバイスされる。 この言葉は以後何回も繰り返しアドバイスを受けた。 なぜ重要かという理由がシャッターを押している人のファインダーを何回となくのぞかせてもらい理解できた。 写真で一番重要なのは構図である。 構図を決めるためには構図をじっくり考えて決める必要がある。 かつ、展示用の写真は引き伸ばすためシャッターを押すときカメラがブレないことが必要である。 これらを行うため、かつ”一写入魂”のためには三脚が必要と自分なりに理解した。

 さて、奥日光湯本温泉の宿に着き、温泉大好きと一番フロに浸かり部屋に戻ると写真談義を行っている。 すばらしい温泉にも入らず写真談義を行うとは、別次元の人たちかと疑う。 根岸プロにそのことを聞くと、「温泉は大好きですが心臓に障害があって入浴できないのです」とのこと、これで納得。 根岸プロに持ってきた20枚の写真を講評してもらう。 3枚の写真が選ばれ、ベスト1は剣岳山頂から撮ったものだった。 このベスト3枚についてはタイミングをみて、Egobnetの「投稿画像」に根岸プロの講評も加えて掲載する予定である。
 2日目は奥日光の光徳沼・戦場ケ原・竜頭ノ滝などで撮影を行い、帰路につく。 車の同乗者はEG・OBの井田さんであった。 ベテランの井田さんに撮影会で理解出来なかった会話の内容、井田さんが使用している撮影用具のメーカー名及び品名を教えてもらう。 7月はじめからの北海道旅行には、不足している用具を揃えるて行くことにする。 三脚の約5万円をはじめ、望遠レンズ、花撮影用のマクロレンズなど計10数万円の用具を購入。 これで”北海道を悔いを残さず写しきるぞ”という意気込みである。

記:大澤 敏夫(2001-7-19)