「東日本地区ホンダ鈴鹿溶接OB会」に参加して

 6月16日”川越湯遊ランド”で開催された「東日本地区ホンダ鈴鹿溶接OB会」に参加した。会の案内がきた時、「地元の狭山からは案内が来なくて、なぜ鈴鹿から先にくるのか?・・・とは言え、名前を覚えてくれているだけでも感激」と参加する。何年か前に「狭山溶接OB会」が企画されたことがあるが案内が来なかった。私は狭山工場の立ち上がり時、溶接課技術スタッフ3名のうちの1人だった。この理由が会に参加してわかった。会員名簿などのデータベースがあるわけではない。全てクチこみ情報である。「誰がいた、いや彼は違う」など世話人が収集した情報をもとに名簿を作っている。今回も「今、ホンダ総合建物にいる佐々木さんも会員だよ」と新会員が明らかになる。会員に登録されるかどうかは世話人の情報力にかかっている。

 東日本地区ホンダ鈴鹿溶接OB会の会員数は50名、今回の参加者は30名であった。参加者の中にEGの現役組3名がいた。そのうち2名はスーパーカブ立ち上がり時に入社したとのこと。ホンダの原点を体験したこれらの人達もあと2〜3年で60歳。ホンダ魂の伝承にこれらの人達をうまく活用してもらいたいものである。

記:大澤 敏夫(2001-6-20)