「野菜づくり事始め記」2000年度を振り返って

菜園(手前は来年開墾予定) 収穫したサツマイモ

 今年は菜園50坪の開墾作業を終え、36種の野菜を植えた。 野菜を出来るだけ多く植えてみて現状把握を行う年と位置付けていた。 来年はあと10坪の開墾作業を行い、合計60坪の菜園とする予定である。 図書館で借りた本のデータベース化は40冊を越えた。

 6月に入って以降、収穫した野菜を食べなかった日は1日もない。 今年の夏は暑かったが、クーラーを使用しない私が、夏バテ知らずであった。 これは、モロヘイヤとツルムラサキを毎日交互に食べたおかげである。 今は、シュンギク・コマツナ・小カブ・ネギ・ワケギ・ホウレンソウを交互に食べている。

 自然に浸るという点では、今は小春日和の日が多い。 日光を一杯受けながらの作業は気分がよい。

 36種類も植えると、失敗する野菜も結構ある。 失敗の代表はエダマメである。 失敗した野菜については、来年はじっくりデータベースを研究して PDCAを確実にまわして行くつもりだ。

 虫との戦争も方向性が見えかけてきた。 対決ではなく、虫の弱い時期と強い野菜にする方法をうまく組み合わせることと判断した。 野菜を強くする一番の決め手は土壌改良と植える時期である。 250リットルのタフコンポ(コンポストともいう)2ケを購入し、 堆肥作りをはじめた。 以上はデータベースでの研究からわかったことであるが、 来年はPDCAをまわしてレベルアップを図る年である。

 野菜づくりは、自然に浸って作業をする喜び、PDCAをまわして育てる喜び、 収穫し食事をする喜びがある。 このすばらしい喜びを初年度から味わえた幸せな年であった。

記:大澤 敏夫(2000-12-1)