VP(Voluntary Project)活動の近況

 私事ですが、昨年の11月に鶴ヶ島市に戻り、旧友に逢う機会も多く、徐々にVP活動〔会社人生で得た経験・知識をボランティア精神で役立てようとする活動---ohsann〕が広がりつつあります。
 私はこの8月末で定年退職しましたが、以前から準備をしておりました日本熱処理技術協会に加入し、9月より鞄本テクノの技術開発を支援しています。
 その関連で表面改質研究会に参加、今後、機会を捉えて技術発表を予定しています。
 この半年あまりの間に多くの旧友および新たな企業人と逢い、活動の世界が広がりつつあり、最近、VPメンバーからの勧誘で埼玉県中小企業振興公社、国際協力事業団、海外貿易開発協会などの専門化登録または登録準備を進めています。
 VP活動を提唱したお陰で色々な情報が得られ今後の活動に大いに役立つと思っています。

 私事ですが、10月24日、愛知県の工業技術センターにおいて、(財)素形材センター中部支部主催の「浸炭熱処理技術の現状と課題」の講演をしました。
 聴講者が100名ほどで質問も多く、熱気を感じ、トヨタ自動車を取り巻く企業の隆盛の現れかと思いました。
 つい先日までのサラリーマン生活を思い浮かべながら、新幹線で往復しましたら、なんとなく自分がまだ社会の中に活躍の場があるように感じ、充実した気分と、交通費と幾ばくかの謝礼金をいただき、楽しい1日でした。
 11月末に同じ内容の講演を熱処理技術協会で行う予定です。

記:渡辺 輝興(2000-10-31)