年間新車販売、ホンダ「エヌボックス」が連覇

 2018年に国内で最も売れた新車は、ホンダの軽自動車「エヌボックス」で、2年連続のトップだった。軽を除く普通・小型車では、日産自動車の小型車「ノート」が、日産車として初めて首位を獲得した。

 日本自動車販売協会連合会と全国軽自動車協会連合会が10日発表した。18年もトップ10のうち、7車種を軽が占めた。各社が安全機能を充実させていることや、維持費の安さなどから人気が続いている。

 エヌボックスの販売台数は前年比10・7%増の24万1870台。広い室内空間と最新の安全機能を追加したことで好調を維持した。

 ノートの販売台数は13万6324台だった。日産初の快挙の決め手になったのは、エンジンで発電した電気でモーターが駆動する独自システム「e―POWER(イーパワー)」だ。16年に追加投入したイーパワー搭載モデルが人気を集め、トヨタ自動車の小型ハイブリッド車(HV)「アクア」を上回った。

《追記》
☆本田技研工業情報 「N-BOX」シリーズが2018年暦年 新車販売台数 第1位を獲得 〜「N-BOX」シリーズとして過去最高の販売台数を記録〜 ここをクリック

The Yomiuri Shimbun(2019-01-10)