都市対抗野球:九州第1代表はホンダ熊本 3年連続出場


 第89回都市対抗野球大会九州地区予選(日本野球連盟九州地区連盟、毎日新聞社主催)は30日、北九州市民球場で第1代表決定戦があり、ホンダ熊本(熊本・大津町)が沖縄電力(沖縄・浦添市)を延長十一回の末、4−3で破り、3年連続12回目の本大会出場を決めた。

 ホンダ熊本は中盤まで3点のリードを許したが九回に追いつき、十一回に佐藤大道が決勝の右越えソロ本塁打を放った。

 本大会は7月13日から東京ドームで開催され、6月17日に組み合わせ抽選会がある。九州の代表枠は昨年より一つ減り、2チームが出場する。【佐野優】

九州(福岡・北九州市民球場)

 ▽第1代表決定戦

ホンダ熊本
00000020101◆4
00012000000◆3
沖縄電力
(延長十一回)
(ホンダ熊本は3年連続12回目)

 ○…沖縄電力は勝利まであと1死で追いつかれた。1点リードの九回。先発・狩俣が2死満塁として、ホンダ熊本・熊丸にカットボールを中前に運ばれた。延長十一回には2番手・伊波伸が佐藤に右越えソロを浴びて接戦を落とした。古謝監督は「狩俣は信頼して任せたが、向こうが上だった。後悔している暇はないので切り替える」と強調。130球投げた狩俣は「あしたも投げるつもり。粘り強く投げて、勝ちたい」と4大会ぶりの代表へ闘志を燃やしていた。

毎日新聞(2017-05-30)