火星に5年後ロケット、7年後には有人飛行計画

 【ジャカルタ=一言剛之】米民間宇宙企業「スペースX」のイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)が、2022年に火星に向けてロケットを打ち上げる計画を表明した。

 2年後の24年には火星への有人飛行を目指す。

 マスク氏は9月29日、豪州で開かれた国際会議で、開発中の大型ロケットの小型化によって採算面の問題にめどがついたと述べ、「5年以内に打ち上げられる」と断言した。

 同社の計画では、22年に少なくとも2機の宇宙船で発電機器などを運び、24年に有人と無人の宇宙船計4機を火星に送るとしている。

yomiuri.co.jp(2017-10-02)