第88回都市対抗野球
延長サヨナラで三菱日立 7年ぶり8強

 社会人野球の第88回都市対抗野球大会(毎日新聞社、日本野球連盟主催)は大会9日目の22日、東京ドームで2回戦2試合と準々決勝1試合。2回戦の第1試合は三菱日立パワーシステムズ(横浜市)とホンダ鈴鹿(鈴鹿市)の対戦。三菱日立が延長十一回に勝ち越し、サヨナラでベスト8進出を決めた。三菱日立は三菱重工横浜時代の81回大会以来7年ぶりの8強進出。

○三菱日立パワーシステムズ(横浜市)1−0ホンダ鈴鹿(鈴鹿市)●(延長十一回)

 三菱日立が延長十一回サヨナラ勝ち。1死二塁から久保の左前適時打で投手戦に決着をつけた。先発・大野は9回を1安打に封じ、2番手・本多が零封リレーを完成させた。ホンダ鈴鹿は打線が散発2安打に終わり、9回無失点の先発・平尾の好投に応えられなかった。

 三菱日立パワーシステムズ・後藤隆之監督 (大野の先発は)初戦が終わった段階で決めていた。丁寧に投げていた。(準々決勝は)伸び伸びやるだけ。

 ホンダ鈴鹿・甲元訓監督 平尾は期待以上の投球をしてくれた。サヨナラ負けは仕方ない。(相手の)大野君が思った以上に良く、対策が取れなかった。

毎日新聞(2017-07-22)