第88回都市対抗野球
 東海REX零封勝ちで、22年ぶり8強

 社会人野球の第88回都市対抗野球大会(毎日新聞社、日本野球連盟主催)は大会7日目の20日、東京ドームで2回戦3試合。第2試合は新日鉄住金東海REX(東海市)とホンダ(狭山市)が対戦。東海REXが2投手の継投でホンダ打線を散発4安打に抑えて零封し、新日鉄名古屋時代の66回大会以来22年ぶりのベスト8進出を決めた。

○新日鉄住金東海REX(東海市)3−0ホンダ(狭山市)●

 新日鉄住金東海REX(東海市)が2試合連続の零封勝ち。一回に中嶋の左前適時打で先制すると、三回は亀山の左越えソロ、六回は福田の右前適時打で加点した。畠山、鈴木博の継投で散発4安打に封じた。ホンダ(狭山市)は9イニング中4度、得点圏に走者を進めたが、決定打を欠いた。

 東海市・中村淳監督 相手は強豪、勝っている気がしなかった。(2試合連続零封勝ちは捕手の)後藤田がタイプの違う投手の良さを引き出してくれた。

 狭山市・岡野勝俊監督 1点入れば流れが変わっていた。(東海市の先発・畠山対策は)緩い球を狙うよう指示したが、かわされて歯がゆかった。

毎日新聞(2017-07-20)