平成28年度 スキー同好会(WSA)活動総括・秘話

 WSA恒例のオープニングミーティングを12月7日(水)に行った。 2016年11月23日に1962年11月22日以来54年ぶりとなる初雪が東京の空を舞った。今年はスキー場も昨シーズンのような雪不足の心配はないだろうと期待を抱かせる幕開けでした。

 1月の戸隠、2月志賀高原、蔵王 八方 3月熊の湯と、トータル12泊17日のスキー行事でした。ガスがかかって視界を遮られる日もあったが、大したトラブルもなく無事に終えた。皆様のご協力に感謝いたします。

 トピックス的な話題を上げれば、戸隠で2日目に3日券でリフトに乗ろうとしたがゲート感知せず。I,Y,Mさん シャルマンまで行ってチェックしてもらう。待たされている間400円のコーヒーの無料サービスを受ける。ゲートの感度が悪かったとのことで1件落着。その話を聞いたSさん夫妻もシャルマンに行ってリフト券のチェックをしてもらったがコーヒーは出なかったそうだ。柳の下に2匹目のドジョウはいなかったということでした。

 志賀高原ではUさんがまた話題を作ってくれました。新しいスキー靴を持っているのに10年前の古い靴を持ってきた。ビンディングに踏み込んだとたんと「靴が破裂しバラバラになった」とのこと。樹脂製の靴になってからこの手のトラブルが多い。滑っている途中でなくて良かった。Iさん樹脂屋さんとして士・農・工・商・プラと言われないように何とかしてよ。

 蔵王ではホテル樹林に着いてチェックインをしようとしたらダブルブッキングされていた。幹事のNさん受付と交渉を始めた。担当者平謝りも大声で恫喝し、1日目の昼飯と、夜のお酒は飲み放題を無料にしてもらう、いや させてしまった。 提供された部屋数は少なくなったが、大きさは広くなり問題なく却って良い思いをした。また長老Nkさんがバス停から2分の乗り換え時間で山形新幹線に乗り込めたと自慢していました。実際は1分間新幹線の出発を遅らせたらしいですが・・・後でWSAあてに請求書が来なければいいのですが。

 熊の湯での出来事では、TさんKさんのスキー靴をチェックしていたら締め方が甘く靴の中で足が泳いでいるという。よくこれで滑っていたものだ。2段階締め直しその後の滑りは格段に良くなった。このような気にしない性格がガンを抑え込んでいるのだろう。レジェンド2代目を目指している萩原さん Kさんのようにストレスをかけず気楽に療養し、来シーズンは復活の滑りを見せてください。

 今シーズンから分部さんの紹介で、若手の皆川さんか参加されました。若手といっても69歳であり、平均年齢を下げるに至らず相変わらず後期高齢者集団である。ホンダには後期高齢者集団の同好会はたくさんあるが、WSAは一般的な後期高齢者のイメージとはちょっと違う。

 体力はもちろん必要だが、WSAに当てはまるコウキという字は、後期ではなく、12月から3月末までの雪のある好季を捉え、危険を顧みず好奇心のなすまま新雪・深雪へ飛び込み、滑り終えては、やった、やったと幸喜で幸せを感じるのである。会員の中にはまだ色香を漂わす香気のある、昔乙女 今太目の人もいる。なかには滑走禁止地区に立ち入りパトロールからスピーカーで放送されたり、ゲレンデで立ち小便をし、綱紀を乱す人もいるが、もっとも当てはまる字は体力、頭とも 光り輝くと書く光輝であろう。

 ここに参加された方はまだまだ体力的に元気な方ばかりですが、来シーズンは間違いなく、めでたく平均年齢は喜寿になる集団です。認知症には注意しましょう。オープニングでまたこのメンバーが顔を合わせたときに、あんた誰だっけと云われないようにしましょう。


写真は戸隠スキー

 

記:伊藤 洋(2017-04-28)