マクラーレン、ホンダに違約金を払ってメルセデスに変更との報道

 マクラーレンは、違約金を支払ってホンダとの契約を解消し、今シーズン中にもメルセデスのカスタマーエンジンを搭載すると Motorsport-Total.com が報じている。

 マクラーレンは、ホンダと2024年までF1エンジン供給契約を結んでいるとされているが、ホンダとの契約は年間1億ドル(約113億4000万円)の価値があると言われている。

 しかし、ホンダのF1エンジンの信頼性とパフォーマンス不足に忍耐が尽きたマクラーレンは、多額の違約金を支払ってもホンダとの契約を解消して、メルセデスのエンジンを搭載する意向だという。

 マクラーレンは、今シーズン中にもメルセデスのカスタマーに戻るために、ザウバーにホンダと契約を結ばせることを裏で計画しているとも報じられていた。マクラーレンは、それを実現させるためにザウバーにギアボックスを供給するという。

 現在、ザウバーは1年落ちのフェラーリ製エンジンを搭載しており、ホンダとの契約によって金銭的に利益を得るとされている。ホンダは、ザウバーに資金をもたらすことで、日本人ドライバーを乗せるシートを確保するという。

f1-gate.com(2017-03-30)