ホンダ、東南アの配車アプリ最大手に出資

 ホンダは12日、東南アジアの配車アプリ最大手、グラブに出資したと発表した。出資額などは明らかにしていない。両社はまず東南アジアにおける二輪車のシェア事業で連携する方針で、ホンダはドライバーの教育や車両供給などの検討を始めた。ホンダは新興企業との連携によって、所有から利用へと関心が移りつつある消費者の変化を捉える考えだ。

 グラブはシンガポールに本社を置き、インドネシアやマレーシアなど東南アジア6カ国で四輪車と二輪車の配車アプリなどを提供している。今年9月にはソフトバンクグループなどがグラブに対し計7億5000万ドル(約860億円)を追加出資したと発表している。

《追記》
☆本田技研工業情報 「Grab Inc.と東南アジアでの二輪車シェアリング領域における協業の検討を開始」ここをクリック

nikkei.com(2016-12-12)