都市対抗野球 ホンダ鈴鹿22大会ぶり8強 強豪王子降す

 第87回都市対抗野球は大会8日目の22日、2回戦3試合。第2試合はホンダ鈴鹿(鈴鹿市)と王子(春日井市)が対戦。激戦区の東海の第1代表と第2代表との一戦は、少ない好機を生かした第2代表のホンダ鈴鹿が制し、ベスト8進出を決めた。

 〇ホンダ鈴鹿(鈴鹿市)2-0王子(春日井市)●

 ホンダは四回、2安打と四球で1死満塁とし、7番・飯田の左前適時打で先制。8番・安慶名の打球は王子内野陣のミスを誘い、さらに1点を追加した。

 ホンダ鈴鹿のエース・先発の平井は落ち着いた投球で要所を締め、完投こそ逃したものの九回途中まで159球、被安打5で王子打線を抑えた。

 王子は五回2死二塁、七回2死一、三塁、九回無死一、二塁の好機を作ったが、いずれも後続が断たれた。前回大会の「小野賞」に輝いた王子先発・近藤は、JR東日本を完封した初戦同様、威力のある直球と落差の大きい変化球で好投したが、四回の失点が痛かった。【デジタル編集部】

毎日新聞(2016-07-22)