日本生命・福富サヨナラ打で3度目V、同一年度2冠

 <社会人野球日本選手権:日本生命3−2ホンダ>◇9日◇決勝◇京セラドーム大阪

 日本生命(大阪)が9回サヨナラ勝ちで、13年ぶり3度目の優勝を決めた。

 1点を追った9回に上西主起外野手(23=中部学院大)と古川昌平捕手(23=愛知学院大)の連打で1死一、三塁とし、岩下知永主将(31=龍谷大)が右前に同点打。1死満塁と続いたチャンスで、福富裕内野手(25=慶大)が左越えのサヨナラ打を放った。

 同一年度の都市対抗、日本選手権制覇は、東芝、JX−ENEOSに続く快挙。十河章浩監督(48)は「連覇というより、この試合を取ることだけを考えていました。この選手たちはすごいなと思いました」と胴上げで8度、宙に舞った。

nikkansports.com(2015-11-09)