平成26年度 スキー同好会(WSA)活動総括

総括

 今年は、カメムシが大量に発生したとかカマキリの巣が、例年より高いところに作っているなど、迷信とも思えることであるが雪が多そうだと雪国の人が言っていた。その迷信にたがわず12月から大雪に見舞われた。

 しかしWSAイベントの時は天候には恵まれたが、雪の状態は良いとは言えず、重い雪の中での滑りが多かった。

 今回の特徴は80才を過ぎ長老と言われる人がWSAスキー全イベントに参加されたことである。

 毎日欠かさず行っているトレーニングと自己管理の結果なのであろうか。それとも現役時代楽したせいなのであろうか。

 WSA元気がいいのは傘寿過ぎ、今も昔も変わらない。

11月26日(水)オープニング 東武ホテル(参加者21名)

 雪の便りが聞こえてくると、そわそわしてくるのがWSAメンバーである。いつオープニングをやるのか、イベントのスケジュールを早く決めろとか、なかなかうるさい。今シーズンのイベントを説明しスケジュールを調整してもらう。

 後はいつもの通り、飲み放題のアルコールを飲みながら今シーズンのスキーの意気込みを語る。

1月13日(火)〜16日(金)戸隠スキー(参加者23名) 幹事:山口

 戸隠スキーは大半の人が初滑りである。直前までキャンセルがありロッジピコには大変迷惑をかけましたが、無事怪我もなく終了した。

 当初、30名の参加予定であったが、理由は、腰痛、骨折、骨折の介護、風邪、親兄弟の葬儀である。年齢が上がると共に自分自身の体力の衰えなどからくる不具合、親族のご不幸などの影響もある。(飯田さん、菊地さん、柴田夫妻、山口さん、安井さん、大澤さん)部屋割り、同乗車の振り分け、などで計6回の変更メール、さらにロッジに着いたら、一部屋の明け渡し要求で更に変更で大変ドタバタしました。

 しかし、戸隠にしては珍しいくらい風もなく寒くもない天気に恵まれ、初滑りにしては最高の条件でした。また最終日は、夜に積もった10cm程度の新雪を滑ることも出来た。

 アフタースキーでは、芳賀さんの撮ったビデオをもとにユニークな評価会を行った。評価委員長は城川さんで評価基準は、SAJ教程にはない年齢加算ポイントやホンダフィロソフィーの実践など含み、WSAの遊び心精神そのものでした。そして評価点の高かった人は積極的にワインの飲み代を提供して頂いた、長島さん、石川さん、柳沢さん、石毛さん、城川さんに感謝いたします。来シーズンの戸隠は1月12日〜16日に仮予約を行った。
   「評価会 点数高いは 年齢加算とホンダ哲学」

1月26日〜1月29日 志賀高原スキー場(参加者22名) 文:柳沢
              (今日の川柳というのを載せました)

 26日
 やや暖かい日で晴天。下の方は少しゆるんでいたので、標高2000mの寺子屋ゲレンデでビデオ撮影をして遊ぶ。
   「悪雪を 蹴散らすパワーが 欲しいよね」
   「○○さん ビデオの時だけ 上手いよね」

 27日
 小雪ちらつく一日。グルーミングバーンに粉雪を降りかけた状態で、大変気持ちよく滑った。
 又、寺子屋ではリフトの動いてない斜面を滑るため皆で歩いて登り、それぞれのシュプールを描く事にチャレンジした。しかしかなりの乱れシュプールで、下から眺めて美しいというわけにはいかない代物だ。これではまずいというわけで深雪好きのY&Yのふたりがもう一度登って、なんとか見られるシュプールを描く事に成功。この様子を向かいのレストランからビデオ撮影にも成功。
   「深雪を あんな具合に 滑りたい」

 28日 小雪
 10〜15cmの新雪。焼額の各コースは素晴らしいコンディションで、我が長老組も大変良い滑りをして大満足。
   「八十を 越えて上達 恐ろしい」

 29日 小雪
 数cmの新雪。前日帰った人たちも居てかなり人数が減ったこともあって、2〜3人の小さなグループに分裂し最後の一日を過ごした。小生はKさんと二人で全くの深雪と、各ゴンドラノンストップの高速クルージングで志賀をしめくくった。
   「上手いのと 一緒に滑れば 上手くなる」

 今回もトラブル無く楽しいスキー行でした。


2月18日(水)〜20日(金)野沢スキー場(参加者22名) 文:野口

 今年も恒例と成りました野沢温泉スキー活動を2月18日?20日の2泊3日で行いました。

 WSA貸し切り宿である『こぐまの家』はこじんまりとした民宿で今迄Max20名として募集していましたが、今年は常連の柴田ご夫婦が欠席したにも拘らず、総勢22名とWSA始まって以来の大人数になりました。

 高速を降りると例年通り道路の脇には雪の壁が続いていましたが、路面には殆ど雪が無く、初めて野沢温泉スキー場に車で来た会員も予定より早く無事に到着する事が出来ました。

 ゲレンデには柔らかな新雪が20p程つもり、深雪大好きなWSAメンバーに取ってはワクワクしていたと思います。しかし、山頂はガスも出て視界が悪く、林の中も固い雪の上に少し新雪と言う状態で余り快適な状況では有りませんでした。

 昼食時に何時もの六角堂食堂『ぶな』で全員が無事集う事が出来ました。

 午後は山裾が比較的見通しが良かったので、一般解放されていた競技専用バーンでビデオ撮影会と成りました。湿った雪質でしたが、コブも無く中急斜面が続き、快適に滑る事ができました。

 19日も前日と同じ様な天気でしたが、山頂は温度も低く、良い雪質の深雪でしたので多くの会員が木の間を滑るツリーランを楽しむ事が出来たと思います。

 20日は未明からの大雪で長坂ゴンドラへの連絡リフトが雪崩の危険から運休、シャトルバスでないと上には行けず、朝から帰り支度をする会員も多く、早目の解散となりました。

 帰り道は思いのほか雪も無く、全員無事に家路に着く事が出来ました。

 今回はあまり良いコンディションではなかったけれど3日間、雄大な野沢温泉スキー場と天然掛け流しの外湯を堪能出来たのではないでしょうか。

3月2日(月)〜4日(水) 八方尾根スキー場(参加者28名)

 宿泊を今までのエンダラジップから パイプのけむりに変えた。途端に28名の参加者。女性群と長老の参加が大きい。地震があった白馬だが少しでも支援の意味での参加なのか。ホテルは、リフト乗り場に近く、ベッドの寝室といい種類の多いバイキングは年寄り向きだ。

 また、シーズン前に骨折した柴田夫妻が現役復帰された。フミさんは慎重な滑りからスタートしたが、2日目になるとすっかり飛ばし屋のスタイルになっていた。来期を期待することにしよう。

 2日目に笠井さんコブに飛び込みはねられて肩を打撲、明日のスキーは無理だろうと思っていたら、長野まで自分で車を運転し接骨院へ応急処置をしてもらい、痛さをこらえても滑ると言う。

 昨年の兎平テラスでの階段からのずっこけでの打撲、擦り傷、首の捻挫といい怪我の多い人である。しかしリフト始発から終了まで滑り続けるタフな人でもある。

 3日目は朝起きたら雨 やっぱり・・・八方は雨だった。永野間さん来るようなことを言っていたが来なくてよかった。やっぱり雨男はYさんである。

5月7日(水)クロージング ミーティング 東武ホテル(参加者22名)

 今年は結構雪が多く、WSAイベントの他4月中旬までスキーを楽しんだ人が多かった。
 天気にも恵まれ、大した事故もなく今シーズンのスキーを締めくくれた。
 来シーズンへの期待を込めて シーハイル!

 

記: 伊藤 洋(2015-05-09)