「2015年に世界は滅亡する」予言者による指摘相次ぐ

 2015年、どのような出来事が私たちを待ち受けているのだろう。昨年はマレーシア航空機事件やウクライナ紛争、イスラム国の台頭、そして国内では長野県北部地震や御岳山の噴火など、まさに激動の年となったが、今年こそ平穏な年となってほしいと願う読者も多いのではないだろうか。

 だが、残念ながら悲報をお伝えしなければならない。なんと「2015年に世界は滅亡する」という恐るべき話が多くの予言書に書かれており、また実力派予言者たちの多くも同様のことを語っているのだ。


■マヤ暦の予言

 2012年、マヤ暦に基づき「世界が滅亡する」という噂が、一部の人々の間で囁かれていた。結局その予言は外れたわけだが、なんと計算が間違っていることが判明。マヤ暦を西暦に換算する際、4年に1度の「うるう年」を考慮していなかったため、約3年もの誤差が生じたのだという。そして正確な世界滅亡の日は、「2015年9月3日」であるとのこと。

■イシス神殿の伝説

 マヤ暦同様、今年の世界滅亡を予言しているのが、エジプト「イシス神殿」の伝説だ。エジプト神話でも特に有名な神であるイシス。それを祀る神殿の壁には、1465体の神々が描かれているが、「イシス神殿が閉鎖されれば、毎年秋分の日に1体ずつ神々の御加護が失われる。そして、全ての神々が去った年の秋分の日、世界が水没する」と伝えられているのだ。

 イシス神殿は、ローマ帝国の侵攻により西暦550年に閉鎖された。それ以降、毎年1体ずつ神々が去っていくと――そう、「2015年の秋分の日に世界が水没する」計算となる。

■ノストラダムスの予言

 2015年に関して、多くの有力な予言者たちも警笛を鳴らしている。あのノストラダムスによると、「2015年は恐ろしい出来事がたくさん起こり、世界を根本的に変え、各国政府の指導者4人が画策の犠牲者になる」とのことだ。彼はその他にも、

・ 税金制度が無くなる ・ 民族間だけでなく、動物と人間の間の言葉の障壁も無くなる
・ イタリアでヴェスヴィオ火山が噴火する
・ 米国では大きな地震が発生して、人道的危機を引き起こす

 など2015年について数々の予言を残しているという。

■ゲリー・ボーネル(経営コンサルタント)の予言

 経営コンサルタントや心理学者としての顔を持つゲリー・ボーネル氏は、これまで「9.11テロ」そして「東日本大震災」等、数多くの予言を的中させてきた。そんな彼は、2015年の日本について恐るべき予言を発表している。

 なんと、2015年初頭(!)にマグニチュード9の東海地震が起こり、その1週間後にマグニチュー ド8の首都直下地震が起こるという。

■ジョン・タイター(タイムトラベラー)の予言

 2036年の未来からやってきたタイムトラベラー、その名もジョン・タイター氏は、2015年に関して次のように語っている。

「2015年、ロシアがアメリカに核兵器を打ち込むことで第三次世界大戦が勃発。戦争はごく短期間で終了するが、世界で30億人が死亡した。生物・化学兵器も使用された。洗脳兵器は使われなかったものの、新しいタイプの兵器も登場。それは致死性が極めて高いものだった」

 まさしく現在、ウクライナ問題をめぐり米・露関係は緊張状態にあるが、これがさらにエスカレートするのだろうか? なお、未来からやってきたタイター氏にとっては当然のことであるが、2001年のペルー大地震、2003年の第二次湾岸戦争、中国の宇宙進出、ワシントンの狂牛病発生、2005年のローマ教皇死去など、彼は多くの予言を的中させている。

■ジーン・ディクソン(女占い師)の予言

 世界三大予言者の一人とされる女性占い師ジーン・ディクソンも、次のように述べている。 「今後、ハルマゲドンが確実に起こる。混乱は1990年から徐々に始まり、2030年代まで続くが、2015年は混乱のピークを迎える」

 彼女はハルマゲドンの具体的な内容までは踏み込んでいないが、2015年に世界が何らかの大きな破局を迎えるという暗示を読み取れる。ちなみに彼女は、ケネディ大統領の暗殺、ルーズベルト大統領の死など、次々と要人の死を予言してきたことでも知られる。

 このように見ると、残念ながら2015年に関する予言は恐ろしいものばかりである。実際、新年早々からフランスでイスラム過激派による新聞社銃撃事件が起きるなど、今年が波乱含みの年となることを感じざるを得ない。

 果たして第三次世界大戦、そしてハルマゲドンが起き、世界も滅亡するのか? また、日本で東海地震・首都直下地震が起きてしまうのか? なんとか予言が外れる事を願ってやまないが、決して気を緩めることなく、あらゆる事態に備えておく必要があるだろう。

tocana.jp(2015-01-)