マクラーレン・ホンダの車体が連盟の衝撃テストに合格/F1

 【ウォーキング12日(日本時間13日)】11日にフェルナンド・アロンソ(33)=スペイン=と、ジェンソン・バトン(34)=英国=の元王者コンビで来季のF1世界選手権に臨むことを明らかにしたマクラーレンは12日、2015年型の車体「MP4−30」が、国際自動車連盟(FIA)による衝撃テストの全項目をクリアしたと発表した。

 来年2月1日に始まる来季合同テストに向け、全チームで初といわれるテスト合格。マクラーレンの14年型マシンは合同テスト開始直前にようやく基準をクリアしたが、英メディアは、他チームが今季と同じメーカーのパワーユニット(ハイブリッドエンジン)を継続使用する中、マクラーレンはホンダ製に変えることで、早めにマシン開発を行ってきたためではないかと報じている。

 FIAによる衝撃テストは、かつてはシーズン開幕戦までに合格すればよかったが、現在は規制が強化され、合同テストに参加する条件にもなっている。これにより開発の遅れた下位チームが、合同テストに出走できなかったことがある。

sanspo.com(2014-12-13)