都市対抗野球:三菱日立PS横浜が延長で勝ち越し

 第85回都市対抗野球(毎日新聞社、日本野球連盟主催)は大会第6日の23日、東京ドームで2回戦の残り3試合。第2試合は三菱日立パワーシステムズ横浜(横浜市)とホンダ熊本(大津町)が対戦、三菱日立PS横浜は八回に4点差を追いついたホンダ熊本を延長戦で振り払い、5-4で勝利した。

 ○三菱日立パワーシステムズ横浜(横浜市)5-4ホンダ熊本(大津町)●(延長十回)

 三菱日立パワーシステムズ横浜(横浜市)は八回に4点差を追い付かれたが、延長十回無死一、三塁から前田の左前打で1点勝ち越し。九回途中から3番手で救援した亀川が、十回は三塁に走者を置きながら、落ち着いて締めた。ホンダ熊本(大津町)は、八回に小山の二塁打など長短打で追い付く粘りを見せたが、三菱日立パワーシステムズ横浜の継投にかわされた。

 三菱日立パワーシステムズ横浜(横浜市)・松下安男監督 指示通りのコンパクトな打撃が徹底できた。ミスは出たが、守備もよく粘れたと思う。苦しかったが、次につながる試合だ。

 ホンダ熊本(大津町)・玉城誠監督 4点を取り返したのは成長した部分。さほど力の差を感じなかったが、いいところで1本打てるか打てないかで、差があった。

mainichi.jp(2014-07-23)