都市対抗野球:ホンダが延長タイブレークで降す

 第85回都市対抗野球(毎日新聞社、日本野球連盟主催)は大会第6日の23日、東京ドームで2回戦3試合。第3試合は大会11年連続出場のホンダ(狭山市)と初出場のJR西日本(広島市)が対戦し、今大会初の延長タイブレークの末、ホンダが9-8で勝利し、3回戦への最後の切符を手にした。

 ○ホンダ(狭山市)9-8JR西日本(広島市)●(延長十三回、十二回からタイブレーク)

 互いに譲らずタイブレーク2度目の延長十三回、JR西日本(広島市)は代打・石崎の右前適時打で2点勝ち越し。ホンダ(狭山市)はその裏、2死から阿部の走者一掃の右中間二塁打でサヨナラ勝ちした。JR西日本は終盤まで主導権を握ったが、八回、3四死球からの3失点が痛かった。

 ホンダ(狭山市)・長谷川寿監督 疲れました。苦しみの中で勝てたのは選手の自信になる。(JR西日本は)若いチームで粘りが素晴らしかった。

 JR西日本(広島市)・花本輝雄監督 選手たちは最後まで攻めの姿勢を貫き、よくやってくれた。若いチームなので次につながる試合だった。

mainichi.jp(2014-07-23)