都市対抗野球:ホンダ鈴鹿が辛勝 沖縄電力の悲願成らず

 第85回都市対抗野球(毎日新聞社、日本野球連盟主催)は大会第4日の21日、2回戦3試合を行い、第3試合で沖縄電力(浦添市)とホンダ鈴鹿(鈴鹿市)が対戦。ホンダ鈴鹿が3-2で沖縄電力を降した。都市対抗野球で沖縄県勢初勝利を狙った沖縄電力だが今年も悲願は成らなかった。

 ○ホンダ鈴鹿(鈴鹿市)3-2沖縄電力(浦添市)●

 鈴鹿市が終盤に競り勝った。同点の八回1死無走者から沢田が右越えに三塁打を放ち、続く中東が初球にスクイズを決め、決勝点を挙げた。浦添市は五回、平識(へしき)の2ランで追いついたが、六回以降は鈴鹿市の継投に、2安打に抑えられた。

 ◇鈴鹿市・甲元訓監督の話
 スクイズは三塁打が出た時点で決めていた。成功させるだけの練習をしてきたから。接戦の中、補強の竹下の好投が大きかった。

 ◇浦添市・小川勝司監督の話
 先頭打者を出して送るという野球が、初回以外はできなかった。沖縄勢初勝利を挙げられず残念です。

mainichi.jp(2014-07-21)