リコール「迷惑料」、ホンダ増税分肩代わり

 ホンダは、リコールで2月に出荷を停止したハイブリッド車(HV)2車種について、新車登録が4月以降にずれ込んで購入者の消費税負担が8%になった場合、3%分を肩代わりする方針を決めた。迷惑料として、販売店を通じて購入者に支払う。

 対象は、小型車「フィット」とスポーツ用多目的車(SUV)「ヴェゼル」のHVで、2月10日から26日まで出荷を停止した。購入者に車両を3月中に引き渡す予定だったのが、4月以降になることが予想される。自動車を買う時の消費税は、引き渡しを受けて新車登録が済んだ時点で負担する。

読売新聞(2014-03-06)