ホンダ、初の女性役員起用…初の外国人役員も

 ホンダは24日、初の外国人役員としてブラジル国籍のイサオ・ミゾグチ氏(54)を執行役員に起用する人事を発表した。

 4月1日付。

 ミゾグチ氏は、1985年に南米を統括する現地法人ホンダサウスアメリカ・リミターダ(本社・サンパウロ)に入社、2012年から同社取締役上級副社長を務めている。ミゾグチ氏は南米の責任者として、現地法人で指揮を執る。現地の事情に精通した外国人役員の起用で、売上高の9割近くを占める海外事業を強化する。

 ホンダは、初の女性役員として、芝浦工業大教授の国井秀子氏(66)を社外取締役に起用する人事も内定した。6月の定時株主総会を経て就任する見通し。

《追記》
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読売新聞(2014-02-24)