DVDやブルーレイディスクの「データ用」と「録画用」の違いとは?

 お店にDVDを買いに行くと「データ用」と「録画用」というのがある。見た目もほとんど一緒だし、容量だって変わらない。じゃあ一体、どこがどう違うの?

 DVDやブルーレイディスクの種類には「データ用」と「録画用」の2種類がある。パソコンのデータを保存するのは「データ用」、テレビ番組の録画には「録画用」を使うのだそうだ。

 では、パソコンから自分がビデオ撮影した映像を保存するには、どちらを使えばいいんだろう? っていうか、そもそも「データ用」と「録画用」は、どう違うんだ?

 両者の違いはコピー制限にあり!

 いろいろ調べてみると「データ用」と「録画用」は、基本的に同じもの。ただし、デジタル放送されているテレビ番組を録画する場合は「録画用」でないと録画ができないのだ。

 デジタル放送のテレビ番組には、著作権を保護するために「ダビング10」「コピーワンス」などの、コピー制限が施されている。このコピー制限された映像を録画するためには「CPRM対応」ディスクが必要だ。

 「録画用」の場合、ほとんどが「CPRM対応」だが、「データ用」は「CPRM非対応」であることが一般的。つまり「データ用」のディスクで、デジタル放送を録画することはできないのだ。

 というわけで、自分で撮影した映像を保存したいときは、「データ用」でOKというわけだ。

 逆にパソコンのデータを保存する場合は「録画用」を使用することができる。「間違えて『録画用』を買っちゃった!」なんて場合でも使えるのでご安心を。

 ちなみに、デジタル放送の番組を録画するには、ブルーレイ・DVDレコーダーが「CPRM対応」ディスクに対応している必要がある。2008年以降に発売された機種ならほとんど対応しているので、一度自分のレコーダーを確認してみよう!

biglobe.ne.jp(2014-02-18)