ホンダ、4輪モータースポーツ開発拠点を移転−F1活動加速

 ホンダは4輪モータースポーツの開発拠点を1月に栃木県芳賀町の本田技術研究所四輪R&Dセンターから同県さくら市の新拠点に移転した。2015年にパワーユニットサプライヤーとして参戦する自動車レース「フォーミュラ・ワン世界選手権(F1)」の活動を含めた開発体制を強化する。

 F1に向けエンジンやエネルギー回生システムなどのパワーユニット開発を推進。英国のF1活動拠点では6月に試験装置や組み立て設備などの導入完了を予定する。今後について伊東孝紳社長はレースを通じて多くの夢を多くの顧客に届けるため、「モータースポーツ活動を加速していく」と意気込みを示した。

nikkan.co.jp(2014-02-10)