ホンダ、インドに二輪新工場 15年度後半の稼働めざす

 ホンダは5日、インドで4番目の二輪新工場を西部グジャラート州に設けると発表した。投資額は約110億ルピー(約180億円)、生産能力は年120万台。目標の2015年度後半に稼働すれば、インドでの生産能力は年580万台になる。中国と世界首位を争うインド市場で、販売シェアトップの奪回を目指す。

 伊東孝紳社長が、ニューデリー近郊で始まった自動車ショーで明らかにした。伊東氏は「インドはホンダにとってカギとなる市場だ」と強調した。

 ホンダは地元企業と合弁を組み、インド二輪市場で長年トップを走ってきたが、11年の合弁解消で、シェアは一時4位に転落。13年は相次ぐ新車投入と生産能力の急拡大で321万台を売り、シェアは2割超と2位に回復。かつての合弁相手で首位のヒーロー・モトコープを猛追している。(ニューデリー=庄司将晃)

《追記》
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asahi.com(2014-02-05)