ホンダ、「オデッセイ」全面改良−ミニバンの旗艦モデルに

 ホンダは31日、上級ミニバン「オデッセイ」と「同アブソルート」を全面改良し、1日から発売すると発表した。5代目となる新型オデッセイは同「エリシオン」と統合し、同社ミニバンの旗艦モデルとする。広い空間や乗降性などのユーティリティー価値と走りを両立し、走れるミニバンを進化させた。

 人が広さを実感する頭上空間は同車より1段階大きいラージクラス並みにした。さらにプラットフォームを超低床化して重心を低くし、操縦しやすさを備えた。価格は249万円から。

 初代オデッセイの発売から今年は20年目。ミニバンの新しい価値を追求して一から開発したという。「オデッセイはホンダ成長の原点の一つ」(伊東孝紳社長)と意気込む。事前受注は4500台で、順調な滑り出しとなっている。

 同車にはユーザーからニーズの高いスライドドアを新たに採用した。2列目シートにはオットマンや中折れ機構を備えたプレミアムクレードルシートも選択できる。

《追記》
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nikkan.co.jp(2013-11-01)