ウィンドウズ8.1、10月17日発売 不評うけ改良

 【ダラス=畑中徹】米マイクロソフト(MS)は14日、パソコンやタブレット端末向けの基本ソフト(OS)「ウィンドウズ8」の改良版「ウィンドウズ8・1」を、米太平洋時間の10月17日早朝(日本時間同日夜)に世界で同時に公開すると発表した。店頭販売は18日から。

 「8」の利用者はMSの配信サイトから無料でダウンロードできる。

 昨年10月に売り出した「8」では、スマートフォンやタブレット端末でおなじみの、画面を触って操作するタッチパネル方式を導入した。スタートボタンも廃止し、画面上にタイルのようなアイコンを並べるデザインに刷新した。

 その後、操作に慣れない利用者から「使いにくい」との指摘が相次いだ。「8・1」は、画面左下に再び同じようなスタートボタンを配置し、これを使ってソフトの起動や設定ができるという。MSは主力商品の改善で、販売のてこ入れをはかりたい考えだ。

asahi.com(2013-08-15)