ホンダ、インドで約425億円投資 四輪車の生産能力を増強

 ホンダは2日、インド西部にあるラジャスタン州のタプカラ工場敷地内に四輪完成車の組み立てラインと鍛造鉄部品の生産ラインを新設すると発表した。2月に稼働開始したディーゼルエンジン部品の生産ラインと合わせ投資額は250億ルピー(約425億円)。完成車の生産ラインは2014年中に稼働開始予定で、年間生産能力は12万台の見込み。ホンダはインドの乗用車市場は中長期的な成長が見込めるとみており、現地生産を強化し需要拡大に備える。

 新ライン稼働に伴い、新たに約2200人の従業員も採用する予定という。タプカラ工場はインドで2番目の完成車工場となり。ウッタルプラデシュ州にある年産能力12万台の第1工場と合計すると、ホンダのインドでの完成車の年産能力は24万台となる。〔日経QUICKニュース(NQN)〕

《追記》
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nikkei.com(2013-04-02)