12年の新車販売、「プリウス」が首位 4年連続

 自動車の業界団体が10日まとめた2012年の車名別新車販売台数は、トヨタ自動車のハイブリッド車(HV)「プリウス」が31万7675台で首位だった。09年から4年連続でトップの座を維持し、12年は2年ぶりに30万台の大台を超えた。2位もトヨタの小型HV「アクア」が入った。12年9月まで続いたエコカー補助金もHVの人気を後押しした。

 プリウスはワゴン型の「プリウスα」や「プリウスPHV」などシリーズ展開を広げたことで販売台数を大幅に上積みした。また、3位以下ではダイハツ工業の「ミラ」、ホンダの「NBOX」と軽自動車のヒット車が続いた。

 12年12月ではトヨタのアクアが3カ月連続で1位になった。販売台数は2万397台。2万台を超えたのはアクアだけで、2位のプリウスを約3800台上回った。3位はNBOXで、販売上位3車種は11月と同じだった。

nikkei.com(2013-01-10)