第91回都市対抗野球

  ホンダ11年ぶり3回目の優勝 NTT東日本降す


 第91回都市対抗野球大会(毎日新聞社、日本野球連盟主催)は3日、東京ドームで決勝が行われ、狭山市・ホンダ(南関東第1代表)が東京都・NTT東日本(東京第2代表)を4―1で破り、11年ぶり3回目の優勝を果たした。

 NTT東日本は3年ぶり3回目の栄冠を逃した。

 今大会は、今夏開かれる予定だった東京オリンピック・パラリンピックと日程をずらすため、異例の時期に開催された。新型コロナウイルスの影響で観客数を上限1万人に制限し、恒例の応援合戦も行わないなど感染防止対策を徹底して実施された。

 今年の社会人野球3大大会のうち、全日本クラブ選手権(5月)と日本選手権(7月)は中止され、都市対抗が唯一の全国大会だった。【野村和史】

 ホンダ・開田成幸監督
 本当に選手がよくやってくれた。本当にうれしい。未熟な私に選手がよくついてきてくれた。(井上は)頼りになるバッター。予選から粘り強い戦いを見せてくれて、本大会でも最後まで諦めずに頑張ったのが、この結果につながった。1、2回戦の壁を乗り越え、この5試合すごくいい経験をした。「常勝ホンダ」を作りあげていきたい。

毎日新聞(2020-12-02)