第91回都市対抗野球

  日本新薬、船曳のサヨナラ打で準決勝へ ホンダ熊本は敗退


 第91回都市対抗野球大会は第10日の1日、準々決勝2試合。4強をかけた第1試合はホンダ熊本(大津町)と日本新薬(京都市)が対戦した。

 ホンダ熊本は先発・中津と三回から登板した2番手・林が相手打線を五回まで無得点に抑えた。一方、日本新薬は先発・榎田と、五回に榎田の負傷交代で急きょマウンドに上がった小松が好投。互いに譲らずゼロ行進のまま後半戦に入った。

 日本新薬は六回に右前打で出た船曳を犠打で送ると、1死二塁から北川が詰まりながらも右前に適時打を放って待望の先制点を奪った。

 ホンダ熊本は八回に若林が内野安打で出塁すると、2死三塁から稲垣の右前適時打で同点に追いついた。

 日本新薬は九回2死二塁から、船曳が右中間を破る適時打を打ってサヨナラ勝ちした。

毎日新聞(2020-12-01)