第91回都市対抗野球

  ホンダが延長逆転サヨナラ ENEOSとのタイブレーク制し8強進出


 第91回都市対抗野球大会は第7日の28日、2回戦3試合。第2試合はホンダ(狭山市)がENEOS(横浜市)を延長タイブレークの末に3―2で破り、8強進出を決めた。

 ENEOSの先発は、プロ野球・楽天からドラフト3位で指名された左腕の藤井。ホンダは、大黒柱の3年目左腕・東野が先発。

 ENEOSは一回、1死無塁から4連続安打。2死一、二塁で5番・山崎が適時打を放ち、幸先良く先制した。

 五回までわずか1安打に抑えられていたホンダは六回、安打と犠打で1死二塁とすると、3番・井上が左翼線へ適時二塁打を放ち、同点に追いついた。ENEOS先発の藤井はこの回途中で降板した。

 両チームとも追加点の好機を生かせず、延長タイブレークに。大会既定により、十回は各チームが選択した打順で、1死満塁からスタート。

 ENEOSは十回、2死満塁で3番・小豆沢が四球を選び、押し出しで1点を追加。しかし、その裏、3番・井上の2点適時二塁打で、ホンダが逆転サヨナラ勝ちした。

毎日新聞(2020-11-28)