第91回都市対抗野球

  ホンダ熊本が逆転サヨナラ勝ち 延長タイブレークで日本通運破る


 第91回都市対抗野球大会は第5日の26日、1回戦3試合。第1試合はホンダ熊本(大津町)延長十回タイブレークの末、日本通運(さいたま市)に6−5で逆転サヨナラ勝ちし、2回戦に進出した。

 ホンダ熊本は一回、1番・山本卓の先頭打者アーチで先制。四回には、6番・宮川が三遊間を抜く適時打を放ち1点を追加した。

 日本通運は五回、1番・添田のチーム初安打が適時打となり1点。続く2番・浦部の右犠飛で試合を振り出しに戻した。

 日本通運は九回に2死一、三塁で3番・稲垣が左前に適時打を運び勝ち越し。その裏、ホンダ熊本は2死三塁で代打・持永が左前に適時打を放ち土壇場で同点。大会規定により十回からタイブレークに入った。

 日本通運は1死満塁から始まった延長十回に押し出しで1点勝ち越し。さらに内野ゴロの間に1点を加えリードを広げた。しかし、ホンダ熊本はその裏、2死満塁で2番・和田の打球が左前に落ち、一気に3人が還り逆転。土壇場で勝利を手にした。

毎日新聞(2020-11-26)