ホンダ、メキシコで工場起工式…フィット生産

 【セラヤ(メキシコ中部)=小谷野太郎】ホンダは28日、メキシコ・セラヤ市に建設する四輪車組み立て工場の起工式を行った。

 式典には、メキシコのカルデロン大統領や、ホンダの伊東孝紳(たかのぶ)社長らが出席した。

 同国と北米市場向けの小型車「フィット」を生産する。年間生産能力は最大20万台で、新たに約3200人の雇用も予定している。

 伊東社長は読売新聞などの取材に対し、「メキシコ市場は有望で生産拠点にもなる。もう一つ別の工場の増設も視野に入れている」と述べ、新工場の拡張で将来は生産能力を約40万台と、北米最大の米オハイオ工場に次ぐ規模に引き上げる考えを示した。

《追記》
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読売新聞(2012-03-29)