明和会音楽部の思い出

 ここに掲載する5枚の写真は、昭和41年2月6日(1966年)、日比谷公会堂で開催された“明和会グランドショー”の写真です。
 和光工場“明和会”が年に数回催すイベントの一つで、日頃の部活動を発表する場としてショーが企画され、にわか“芸能人?!”や多くの家族が集まった。また、このショーには、一部プロの芸人も加わり盛り上がった。

 ラテン音楽の好きな小生は、昭和36年に和光音楽部に入部し、ボンゴ(ひざに挟む太鼓)とコンガ(細長い筒の太鼓)を担当していた。このグランドショーの写真は、ボンゴを担当しています。袖の「ひらひら衣装」は、赤のベストに白の袖を付け、袖の上に白布のヒダを縫いつけた特注品!です。
 フルバンド編成は、トランペット:4、トロンボーン:3、アルトサックス(クラリネット持替):2、テナーサックス:1、バリトンサックス:1、ベース(コントラバス):1、ギター:1、ドラムス:1、コンガ:1、ボンゴ:1、ピアノ:1、バンドリーダーと合わせて18人編成でした。
 当時部員の中にピアノ奏者がおらず、外部の女性に依頼していましたが、演奏する全曲には対応しきれず、ピアノさんの不在場面も有ります!!(写真要確認)。
 音楽部には、上記のフルバンドとハワイアンバンドの二つがあって、小生は当時音楽部、部長と写真裏にメモが有りましたが、40年も経過した今となっては、全く記憶に有りません!

 白黒写真をスキャンしました。少しぼけていますが、当時のフルバンドとハワイアンバンドの雰囲気がわかると思います。フルバンドの全体写真は、残念ながら手元に有りませんでした。


 舞台セッティングは、中央奧のピアノとドラムスを要にしてベース、ティンパレス(金属の左右大小二つの胴と上面の薄皮をたたく)、コンガ、ボンゴを配し、扇状の向かって左側にサックス陣、右側にエレキギター、トランペット、トロンボーン陣を配置した。中央からの歯切れの良いリズムと左右のブラス陣の掛け合いができる編成


 中央奧のピアノさんは不在!右奧の楽器がティンパレス:バンドリーダーが演奏(上着の色が違う!)


 トランペットのリーダーが独奏


 ナンバーワンを目指して熱唱。ここではピアノさんが見えます!


 7名のハワイアンバンドの皆さん。フルバンドとかけ持ちの人も見えます!

記:山下 岩男(2006-09-28)