野菜づくり事始め記 =その3=野菜づくりを始めて3年目になる。Plan・Do・Check・Actionを回してスパイラルアップをはかって行く。3巡目のPlan・Do段階をむかえた。野菜づくりをチャレンジしながら楽しめるものにしたい。
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耕作面積を90坪に拡大 地主が入れ込んだ大量の土は畝を高くすることで使い、余った2トントラック2杯分位の土は、周りの耕作者に譲った。周りの耕作者は体力的に大変な粘土層の掘り込み作業を行わないで土地を高くして対応している。 また、大雨が降ると畑が水浸しになる対策として、水を流す水路を作った。畑全体をみた水の流れの管理や処置は地主がやるべきことである。まだ40代の地主は「体をこわすから」と言ってやらない。よい畑にして野菜づくりを行うためには自分がやらざるを得ない。畑の周囲で一番土地が低い場所は竹やぶである。竹やぶの中に水を引き込む溝堀り作業を行うことにする。竹の根をシャベルで切りながら掘り進む。手に相当な衝撃を受ける。石の捨て場になっていたらしく石が多い。地主が「体をこわすから」と言った言葉を体で感じながら、毎日少しずつ、1日30cm位ずつ堀り進めた。"畑仕事は毎日少しずつやること"と悟っている。溝堀りもそうだし、雑草取りも毎日少しずつ行うと苦にならない。
野菜づくりの現状を振り返って 虫ではアブラムシ(家庭内のゴキブリではなく、新芽などに真っ黒につく小さな虫)が1.5mmのネットの目をかいくぐって侵入しコマツナ・コカブなどに被害を与えた。今年もソラマメの芽にアブラムシが真っ黒に付着し対策に苦慮している。また、堆肥つくりも基本に忠実に行わないと堆肥化が進まない。例えば、昨秋枯葉を多く集め堆肥化を試みたがまだほとんど分解が進んでいない。・・・などなどがある。これら困りごとの情報交換、大歓迎。
5月2日現在畑に植えている野菜は、トマト・ナス・ピーマン・キュウリ・スイカ・トウモロコシ・イチゴ・オクラ・きぬさやエンドウ・グリンピース・インゲンマメ・エダマメ・ソラマメ・ネギ・ワケギ・玉ネギ・ラッキョウ・ニラ・ミョウガ・レタス・サニーレタス・モロヘイヤ・アスパラガス・青シソ・アシタバ・ツルムラサキ・チンゲンサイ・ジャガイモ・サトイモ・ヤマトイモである。
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[野菜づくり事始め記 =その1=] [野菜づくり事始め記 =その2=] [野菜づくり事始め記 =その4=] [野菜づくり事始め記 =その5=] [野菜づくり事始め記 =その6=] 記:大澤 敏夫(2002-05-02) |