麦わら帽子をかぶった富士山


9月初旬、富士山の稜線から朝日が出る瞬間を狙って、田貫湖の西岸で日の出を待った。快晴で風もないので湖面に富士山を映すダイヤモンド富士が期待できる。
5時30分ごろから八合目付近を取り巻くように、もやもやと雲がわきはじめて、6時には形の良い二重の襟巻雲となった。珍しい雲だ。
6時10分に太陽が襟巻雲から顔を出したところで撮影を終えて、近くの渓流へ移動。
ここの撮影を終えた午前9時に「麦わら帽子をかぶった富士山」に出会った。
富士山の雲の写真はたくさん出ているが、この雲は見たことがなかった。

<記:井田 靱性---2019-12-05>