サンピラー（太陽柱）は太陽が空気中のダイヤモンドダストに反射して柱状に輝いて見える幻想的な自然現象。（氷点下２０度以下になると空気中の水蒸気が凍って太陽の光に反射しキラキラ輝いて見える。それがダイヤモンドダスト。）

　スキー同好会の「ニセコ・スキー」企画に参加（2011年12月19日〜12月22日）、２日間この現象を見ることができた。上の写真は朝一番（9時頃）ゴンドラ内から撮影。下の写真は夕方撮影。

　スキーを始めて40年以上になるが、国内では初めての体験。海外では数年前にカナダ・ウィスラー・スキー場の最上部で、リフトが運転終了した後も陽が傾くまで待ち、凍傷になりながら撮影したことがある。

　この現象が見られる条件は、気温が低くてかつ無風であること。

　この無風状態が３日間続き、夜になるとしんしんと雪が降る好条件に恵まれた。スキー・コンデションはこれ以上は期待できないと言えるほどベストであった。

<記：大澤 敏夫---2012-02-06>