イタリア・ドロミテ・スキー


 イタリア・ドロミテ・スキーは、世界一のスケール、息を飲む絶景地帯、ヨーロッパの人々が一度は体験したいと願うのスキーエリアと言われている。このエリア内で一押しの「セラロンダ」を体験した(スキー同好会の企画に参加:2月27日〜3月7日)。

 バスでコルバラという小さな町に着き、最初のロープウェイ乗り場でスキー客の圧倒的な多さに驚いた。アジア人はほとんど見かけないがヨーロッパ中からスキー客が押しかけている、まさに人気抜群のスキー場だと分かる。「セラロンダ」は山手線一周と同じ距離をロープウェイやリフトを乗り継ぎで滑れる。さらに「セラロンダ」からW杯スキーが開催されるアルタバディア・スキーエリアやマルモラーダ氷河スキーエリアにもつながっている。リフトやロープウェイが、乗り継ぎで滑れるように徹底して設置されている。日本ではスキー客減少による経営悪化によりリフト運休個所が増えているが、このお客の多さでは経営難はあり得ないであろう。

 画像は、マルモラーダ氷河スキーエリア。
 標高3300mまでロープウェイ3本を乗り継いで一気に上がる。晴天で風がなく、滑走場所はきれいにグルーミング(整地)されており、誰でも楽しめる場所になっていた。

<記:大澤 敏夫---2011-03-15>